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高齢者 筋力低下について(2)

“筋力低下をもたらす各種疾患および病態
1、神経原生筋力低下
2、筋原生筋力低下
3、廃用性筋力低下
4、過用性筋力低下
5、加齢性筋力低下
6、廃用性筋力低下
  廃用とは、神経および筋の構造にも機能にも障害がなく、筋が非活動(不動)の状態にある場合である。通常この状態が単独で見られることは少なく、何らかの疾患の結果、廃用に陥ることが多い。
7、加齢性筋力低下
  加齢に伴い著しい萎縮をきたす筋は、頚部筋群、僧帽筋下部、広背筋、腹筋、膝伸展筋群、殿筋群などの抗重力筋が主であり、速筋線維の横断面積に著明な縮小が見られる。こうした加齢性の筋力低下は①筋線維の萎縮②筋線維数の減少が原因であると言われ、その最大の要因は筋蛋白質の減少にある。
 今回の場合では77歳と高齢で手術による安静臥床による廃用による原因があると考えられる。
筋萎縮を抑制する運動の効果
  萎縮進行過程において萎縮を軽減することは再荷重後の筋回復を早めると考えられている。さらに、筋にたいして抵抗負荷を与えることが最も効果的な萎縮防止であり、萎縮軽減柵の運動負荷方法は、持久的な運動負荷に比べ抵抗運動負荷が効果的であるといっている。また、負荷の方法としては、量的(時間的)に同じ抵抗運動負荷を行う場合、1日1回より複数回実施したほうが効果的であることが明らかであると言っている。”
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